どうもフミです!
家づくり計画中の我が家では、当初全く住宅に対する知識がなく、頑丈そうだから鉄骨住宅にしようかなと軽い気持ちで家づくりをスタートさせました。
実際に家づくりの勉強を進めていくと、鉄骨・木造それぞれに魅力や特徴があることに気づかされ、最終的には夫婦で話し合い、我が家では木造住宅を採用することに。
今回は我が家が木造住宅を選んだ理由とメリット・デメリットを紹介しますので、家づくりの参考になれば幸いです。
木造住宅のメリット
注文住宅には木造と鉄骨の2種類がありますが、木造住宅のメリットとして
断熱性・耐火性が高い
木造住宅は火や熱に強く、熱の伝導率はコンクリートの12分の1、鉄の483分の1となっています。
木材自体も火災になった時に建材の表面が炭化しますが内部まで燃えるまでに時間がかかり、住友林業では木以外でも石膏ボードに結晶水を含ませることで熱を吸収して放出。
燃えずに長時間火をとどめることで避難の時間を確保したり、火の通り道をシャットアウトするファイアーストップ機能で延焼を抑えたりなど火災に対する力の入れ具合がよく伝わってきます。
鉄の場合は火災が発生すると燃えることはありませんが、耐久度が木材と比べてすぐに低下して曲がりやすくなってしまう特徴があるようです。
火災保険が安い
全ての木造住宅ではありませんが、耐火性に優れた木造住宅は建築基準法で省令準耐火構造に定められ、火災に強い家と認定されます。
そうすることで火災保険の費用を抑えることができるのも魅力の一つです。
他の条件にもよりますが、他と比べて半額近くになる場合もあります。
調湿効果がある
木には空気中の水分を吸収し、放出する調湿効果があります。
特に無垢材の床や建具では調湿の効果が高く、範囲にもよりますが空気中の湿度を約60%前後に保ってくれるため、快適な環境を整えるだけではなく、カビやダニが発生を抑えてくれます。
リラックス効果
木の香りや温かみは、一定のリラックス効果があると研究結果が出ています。それによりストレスの軽減や病気の予防につながっているようです。
コストを抑えれる
木造は鉄骨と比べて材料費を抑えることができます。
単価としては木造が鉄骨と比べて10万円~20万円ほど安い傾向があるようです。
もちろん選ぶハウスメーカーや木材の種類によって価格の変動はあるので一概には言えませんが、鉄骨と木造それぞれにプランを作ってもらい比較してみるのもいいかもしれませんね。
木造住宅のデメリット
木造住宅のデメリットもいくつか存在し
品質にムラがある
鉄骨と比べると木造には木材の仕入れから乾燥、加工に至るまで工程が多いうえに現場の職人さんが施工する場合に技術に差があるとどうしても仕上がりにムラが出てきてしまう場合もあります。
耐震性
鉄骨と比べると木造のほうが耐震性は劣ると言われています。
大型の施設やビルには太い鉄骨で組まれ、耐震や制振装置を取り付けることで大幅に揺れを抑えていますし、最近は住宅向けにも同程度の制振装置を取り付けることができるハウスメーカーもあるので人気ですね。
木造住宅も最近では耐震性のはかなり高く、耐震等級3を取得するハウスメーカーも多くなってきました。
我が家が選んだ住友林業でも通常の柱より大きな柱で支えるBF工法により地震に強い家も建築可能ですのでハウスメーカーによっては鉄骨とあまり差がない家づくりも可能になります。
間取りに制限がある
木造は鉄骨と比べると間取りの自由度が下がってしまうデメリットがあります。
耐震性を上げるために多くの柱や耐力壁と呼ばれる壁を取り付けなければならず、鉄骨住宅が得意とする大開口の窓や天井高を大幅に上げるような間取りは木造の方が苦手です。
それでもハウスメーカーの工法によっては鉄骨と同じように耐震性を高めつつ間取りに制限がほとんどない場合もあるので、自分たちがどのような工法で建てるのがベストなのか、検討されることをお勧めします。
まとめ
今回は我が家が木造住宅を選んだ理由について紹介しました。
鉄骨住宅並みの強度や自由度を誇る木造のハウスメーカーも多いので、それぞれの考え方やライフスタイルに合った家づくりをされることをお勧めいたします。
今回の記事が少しでも参考になれば幸いです。
それでは次の記事でお会いしましょう!
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